こんにちは、中学受験ブログを運営しているポチ(@pochi2023)です。
今回のテーマは「幼児教育」についてです。
勉強が好きな子に育てるために、わが家で実践してきた「5つのポイント」をご紹介したいと思います。
とはいえ毎日が試行錯誤の連続です。うまくいった方法もあるし、全然効果がなかった方法もあります。
ただ「中学受験」という大きな壁に挑んでいる今、息子が「学ぶことが好き」という点だけは良かったことだと感じています。
もし「勉強が嫌い」だったとしたら、おそらく中学受験を乗り越えることは難しいからです。
わが家では、中学受験している長男のほか小学2年と幼稚園の弟もいますので、今も実践している方法などもご紹介したいと思います。
など、子育て世代の幼児教育の参考になれば嬉しいです。
では、具体的にご紹介していきましょう!
1.「レゴブロック」で考える力を育む!
わが家の3兄弟がみんな好きなのが「レゴブロック」。
ノーマルタイプのレゴから、スターウォーズなどのキャラクターものまで、さまざまなレゴで遊んでいます。
いつもは好きな形を作って遊んでいるのですが、たまに知育を意識した遊び方をすることがあります。
それは「あるテーマを出して、それを解決するもの」を作るという方法です。
例えば「災害救助の現場」を想定し、「このミッションを担う乗り物を作って」などとお題を出します。
すると子どもたちは救急車やヘリコプターなど、さまざまな乗り物を作ってくれます。
それを作りっぱなしにするのではなく、絵を描いてもらい、特徴などをまとめてもらいます。
それで、この乗り物の長所をアピールしてもらうのです。
例えば、こんな感じです!
こちらは長男が5歳の時のイラスト。プログラミングで動くレゴを購入した時のことです。かなり考えながら作っていたことを覚えています。
この方法は「アクティブラーニング」という授業に注目が集まった頃で、東京の小学校で取り組まれている授業を参考にしました。
「絵を描いたり、字を描いたり」という基本的なスキルも身に付きますし、問題を解決する能力やプレゼンテーションする能力などが鍛えられます。
わが家では5歳の頃からこの方法で遊んでいました。子供自身が楽しみながらできる方法なのでオススメです!
また、プログラミングで動くレゴもあります。プログラミング教育に注目が集まる今、身近なレゴで学び始めるのも良さそうですね。
レゴブロックを使った知育方法
- 災害救助などのミッションを想定する
- 解決方法を考え、レゴで乗り物や建物を作る
- A4の紙にプレゼン用の情報をまとめる
- 乗り物の名前や長所などを考え、絵を描く
- まとまった情報を発表してもらう
2.「将棋・オセロ」は勝つ方法を教える!
続いては「将棋やオセロ」などのボードゲームについてです。
これらは考える力を育むゲームなので、興味がある方も多いと思います。
わが家では5歳くらいからルールを教えて、休日などに親子で遊ぶようになりました。
将棋は「駒の動かし方」を覚える必要があるので、アプリなどを活用しています。
基本的に子供はボードゲームが好きなので最初は喜んでやるのですが「ある程度ルールを覚えた後にハマるかどうか」がポイントになります。
ここで大切なのが「勝てる方法まで教えてあげる」ことです。
最近はインターネットで情報がたくさんあるので、ゲームのコツは簡単に調べることができます。
例えば、オセロのコツだと「角を取るために、その周りの3つのマスに置いてはいけない」などです。
将棋だと、簡単な囲いや戦法を教えてあげると、あっという間に強くなります。
将棋に詳しくなくてもYoutubeなどでプロの棋士が解説してくれている動画もあります。
わが家では、プロ棋士の藤森哲也さん(@tetsu_59)のYoutube「将棋放浪記」を子どもたちと見ています。
こうした動画で戦法を覚えると、クラスメートなどの同世代では無敵になります!笑
もちろん本気で将棋をやっている子供達には敵いませんが、例えば親戚のおじさんに将棋で勝ったりすると「すごいね〜!」と褒められることで、子供たちはさらに頑張るのです。
わが家の長男は、ある程度強くなると「将棋教室に通いたい」と言い始め、小4までは近くの教室に通っていました。
今は中学受験の勉強が忙しくなってきたので休会していますが、将棋のおかげで「考える力」はかなり育まれたと感じています。
将棋もオセロも勝てないとつまらないからね。僕は「四間飛車・美濃囲い」って技だけ覚えて強くなったよ!
将棋やオセロを好きになるコツ
- 強くなる戦法を教える!
- オセロの戦略は幼児でも覚えやすい!
- 将棋の戦法を1つ学ぶ!(小学生〜)
- 「四間飛車・美濃囲い」は覚えやすい!
- Youtube「将棋放浪記」がオススメ!
初心者にオススメなのは下記の将棋盤です。将棋の駒に動かし方が書いているので、すぐにルールを覚えられますよ!
3.「科学館や美術館」は“おみやげ”が大切
わが家が休日によく通っていたのが「科学館」でした。
そのおかげで長男は「宇宙好き」に、二男は「恐竜好き」になりました。三男は「どっちも好き」です😂
地方の科学ミュージアムも好きですし、お台場の「科学未来館」もお気に入りとのことです。
そこで心がけていたことは「おみやげ」を買って帰ることです。
もちろん高価なものは買えませんが、科学館や美術館のおみやげコーナーは充実しています。
実験の道具やアート作品のポストカードなど、科学やアートに興味を持つことができる品物がたくさん置いてあります。
ここで子供達には「値段を決めて好きなものを買っていい」ことにしていました。
そうすることで自宅に帰ってからも楽しむことができるし、何より「科学館って楽しい場所」だという気持ちになってくれるのです。
それは、そのまま「科学や芸術は楽しい」という気持ちにつながっていった気がします。
「モノで釣る」というなんとも単純な行為なのですが、子供は単純です笑。
今のところ、3兄弟ともに科学や生き物が好きになっているので、この方法はある程度普遍性があるのかな?と考えています。
科学やアートが好きになるコツ
- 定期的に科学館や美術館を訪れる!
- 子供たちの興味を広げる!
- 好きなおみやげを買って良い思い出にする!
4.「ニュース・新聞」でクイズに挑戦!
続いては「時事問題に強くなる」がテーマです。
わが家では「朝7時からはニュースを見る」という暗黙のルールがあります。
中学受験を考え始めた頃から、新聞もとるようになりました。これは時事問題を強化したいという狙いからです。
特に長男は国語の記述問題が苦手だったので、新聞の社説を利用して作文力を高めたいと考えたのです。
その方法については別の記事にまとめましたので、良かったら参考にしてみてください!
こうしたニュースや新聞を通して、「時事問題」に興味を持ち始めた頃に、我が家で始めたことがあります。
それが時事問題を扱った「クイズ」を出すこと。
正解するとポイントがもらえ、このポイントでゲーム(任天堂Switch)ができます!(1ポイント=1円)
長男には「時事問題」、次男三男は「生き物」の問題を中心に出しています。
というよりも、このシステムを始めたところ、子供たちから「クイズを出してくれ」と懇願されるようになりました。
親としてもクイズを出す以上、きちんと調べないといけないですし、そのために勉強も必要です。
この方法は、京都大学に進学した従姉妹の両親にヒントをもらいました。
その家庭では子供の頃から「親がクイズを出しながら知識を深めた」というのです。
今、中学受験に挑んでいる長男は「理科と社会」は、それほど勉強しなくても偏差値60は超えています。そのため塾も「国語と算数」だけ受講し、残りは家庭学習でこなしています。
「QuizKnock(クイズノック)」を率いる伊沢拓司さんも東大出身ですし、「クイズ好き」=「勉強好き」という関係は築きやすいのかもしれませんね。
僕も高校生クイズ選手権に出たいよ!
時事問題に強くなるコツ
- ニュースや新聞を親子で見る!
- クイズ形式で問題を出して知識を深める!
- ポイント制度にしてゲーム時間などに反映!
- 出題者の親自身が時事問題に強くなる!
5.「図書館」は1冊だけ親がオススメ!
最後は「図書館」でのポイントについてご紹介します。
読書を好きになるということは、子供にとってとても大切なことだと考えています。
その上で「図書館」を活用することは、経済的にもすごく有意義なことだと思います。
我が家では2週間に一度、家族で必ず図書館に行くようにしていて、子供たちは好きな本を借りています。
ここで意識しているのは「1冊だけは親が本を選んであげる」ことです。
その際「流行中の最新刊」や「東大生が子供の頃に読んだ本」などを調べておいて、バランスよく紹介してあげます。
ある程度、趣味がわかってくると・・・
東野圭吾の最新刊が人気みたいだよ!
それ読みたいから、予約して!
などという会話ができるようになります。好きな作家などができると読書はさらに深く楽しめます。
おそらく子供の好きな本だけを借りていると、読書の幅が広がらなかったのではないかと感じています。
最近では、中学受験によく出るというリストも入手しました。そうした情報をリサーチしながら、オススメする本を選んでいます。
実践した経験から言うと「人気の本は大体面白い!」とのこと。もちろん好みもあると思いますが、ぜひ試してみてください。
図書館の本を借りる時のポイント
- 6冊借りられる場合、5冊は子供が選ぶ!
- 残り1冊のオススメを親が選ぶ!
- 普段から人気の本を調べておく!
- 中学受験でよく出る書籍もリサーチする!
まとめ
ここまで、子供が勉強を好きになるポイントをご紹介してきました。
こうしてまとめてみると「勉強を楽しむ」ということが基本になるのかなと感じました。
クイズにしたり読書をしたりすることで、「学ぶことは楽しい」と子供が感じることが大切なんでしょうね。
「中学受験」は過酷な道のりだと思いますが、子供自身が楽しんでくれると嬉しいですよね。
今後も色々とリサーチをしながら、知育方法を考えてみたいと思います。
最後になりますが、中学受験の成績を向上させるために「読書」は欠かせません。
我が家では「Kindle Unlimited」に加入していて、家族で読書を楽しんでいます。
月額980円で、200万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になります。
スマホやタブレットがあればどこでも読むことができるし、子供向けの本も充実しています。
興味のある方は、30日間の無料体験がオススメです✨
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
にほんブログ村