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では、ここからが本題です。
日能研の「記述力模試」の結果が発表になりましたね。
4年生と5年生が対象で、4教科の記述力を確認するテストです。
テストを受ける方も大変ですが、採点をする方も大変ですよね。
いつもよりも結果の発表までに時間がかかっていました。
我が家は初めての経験なので、特に対策もせずに挑んでみましたが・・・
記述力模試、どうだった?
どれもメチャクチャ難しかった!
とのこと。
最近のテストでは成績が上向きつつあったのですが、一気に現実に直面した感じでした。
結果や正答率などをみながら、今回のテストについて分析してみたいと思います。
また、得点については目安ですので、ご了承ください。
日能研「記述力模試」とは?
まずは、日能研の記述力模試についてご紹介します。(ご存知の方は読み飛ばしてください!)
近年の中学入試で増え続ける記述問題に対応するために実施されるテストです。
知識を詰め込む勉強ではなく、下記の力などが求められるといいます。
今回の模試は4年生と5年生が対象で、息子が通う本部系のRクラス(上位クラス)は必修でした。
そして、4教科それぞれの記述力が試される内容になっていました。
満点と時間配分は育成テストとは少し違っていて、下記のようになっています。
国語 | 100点 | 50分 |
算数 | 100点 | 50分 |
理科 | 100点 | 40分 |
社会 | 100点 | 40分 |
国語、算数、社会、理科の順番でテストを受けたそうです。
全てが記述問題なので、子どもたちは相当疲弊していたようです。
いつものテストよりも2倍以上、疲れました・・・
採点にも時間がかかるので、正確な点数の発表は約1週間後の本日発表されました。
自己採点も難しかったのですが、子どもと一緒に丁寧に採点をしてみました。
記述問題なので、少し誤差がありましたね。
では、それぞれの教科ごとに結果を分析していきましょう。
1.「国語」の結果分析
自己採点 | 得点 | 平均点 | |
国語 | 60点/100点 | 50点 | 50点 |
国語の得点は50点でした。
平均点も50点なので、難易度も高かったのだと思います。
自己採点よりも低くなっていましたね。
部分点の採点に差があったようですが、完全正解は1問だけというのは変わりませんでした。
どの問題も、要素が足りなかったり、表記ミスがあったりと減点が目立ちました。
これは、普段のテストの時からの課題でもあります。
本来、国語は得意教科なので、記述問題への意識をもっと高めていく必要を感じましたね。
今回のテストは、1つの物語文の長文だけで、それに関する記述の問題が8問用意されていました。
出題された物語文は、工藤純子「サイコーの通知表」(講談社)でした。
特に、文字数に対して、どれくらいの要素が必要なのかを感覚として覚える必要がありますね。
記述量に関して、「日能研の歩き方」のakira先生は・・・
と仰っていました。
つまり「50字以内で書きなさい」という場合、2つ以上の要素が必要になるという感じです。
今回のテストは非常に難しかったですが、記述のコツをつかむ上ではとても役立つ内容だったと思います。
記述力を高める学習方法は下記のブログでも紹介しています!
「中学受験国語 文章読解の鉄則」もオススメです!
2.「算数」の結果分析
自己採点 | 得点 | 平均点 | |
算数 | 45点/100点 | 50点 | 52点 |
「算数」も国語と同じく50点でした。
平均点も52点と、それほど高くはありませんでした。難易度の高い問題だったのでしょう。
自己採点よりは上がりましたが、やはり苦手な部分が明らかになったテストだったと思います。
例えば、「答えは合っていても説明が書けていない」などの課題が見つかりました。
式を書くこと、そして言葉で説明できるようになる必要があると感じました。
大問①の図形問題は、正答率も高かったので解いて欲しかったですね。
本人もなぜ解けなかったのかと、悔しがっていました。
やはり慣れない記述式のテストで、緊張していたのだと思います。
これは日頃からの訓練しかないと思いますので、丁寧に学習を進めていきたいと思います。
ひとまず解き直しノートを作成して、復習に励みます!
あと「図形問題」もしっかり復習しておきたいと思います。
図形問題は「魔法ワザ」で復習もしたいと思います!
3.「理科」の結果分析
自己採点 | 得点 | 平均点 | |
理科 | 75点/100点 | 75点 | 59点 |
理科は75点と、自己採点通りでした。
今回のテストで、最も得点できていたのが「理科」でした。
平均点が低かったので、結果として偏差値も60近くありました。
内容的には「植物・天体・水溶液」など幅広い分野から出題されていました。
グラフなどを読み解く問題が多かったと思います。
理科については分野によって点数の差が大きいですね。
苦手な「植物」や「人体」などの暗記ものをしっかり定着していきたいと思います。
最近は理科の点数が良くなってるけど、何かコツをつかんだの?
魔法ワザの「理科・計算問題」をやったことで、理解が深まったと思うよ!
4.「社会」の結果分析
自己採点 | 得点 | 平均点 | |
社会 | 60点/100点 | 70点 | 73点 |
「社会」は70点でした。
自己採点より10点近くも高かったですね。記述問題の採点は難しいです。
平均点も高かったので、他の教科よりは難易度が低かったのではないでしょうか。
普段の育成テストなどと比べると、ミスが多かったと思います。
出題分野としては「人口の表」「雨温図」「ゴミ問題のグラフ」など、読み解く力が試されていました。
社会のテストでは、あまり記述問題が出題されてこなかったので、戸惑った部分が多かったようです。
例えば、解答用紙の欄が広いのに少ない文字数で答えているなど、国語では絶対にしないミスがありました。
この辺りは慣れだと思うので、次回から気をつけるように指摘しました。
社会も単純な暗記だけでなく、知識を結びつけて、記述式で答える問題が増える傾向にあると思います。
今回の模試の結果を生かして、今後の学習に反映していきたいと思います。
暗記するときに、その背景もしっかり把握しておこうと思います!
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まとめ
ここまで、8月28日に行われた日能研「記述力模試」の結果分析についてご紹介してきました。
今回の得点(目安)をまとめておきます。
教科 | 自己採点 | 得点 | 平均点 |
国語 | 60点 | 50点 | 50点 |
算数 | 45点 | 50点 | 52点 |
理科 | 75点 | 75点 | 59点 |
社会 | 60点 | 70点 | 73点 |
今回は「理科」以外はかなり反省点が多いテストでした。
ただ初めての体験でしたし、内容も難しかったと思います。
順位も全国のちょうど半分くらいで、ほぼ真ん中くらいでした。
こうした経験を生かして、記述形式の問題にも慣れるようにしていきたいですね。
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