こんにちは、中学受験ブログを運営しているポチ(@pochi2023)です。
本題に入る前に、少しお知らせです。
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では、ここからが本題に入っていきます。
今回は、2022年の入試に出題された本をご紹介したいと思います。
最近は物語文だけでなく、ノンフィクションや論説文なども意識的に読むようにしています。
新6年のカリキュラムに入り、読書の時間はずいぶん減ってしまいました。
それでも、読む本を厳選して、なるべく内容の濃い本を読みたいと考えています。
受験する予定の学校は、過去問演習に影響しそうなので読まないようにしています!
など、読書の参考になれば幸いです!
それでは、具体的にご紹介していきましょう!
伊藤亜紗「記憶する体」
まず最初は、伊藤亜紗「記憶する体」です。
この本は「武蔵」の国語で出題されました。
視覚障害、吃音、麻痺や幻肢痛、認知症などをもつ人の11のエピソードがまとめられた本です。
文章も読みやすいので、子どもでも理解できる内容だと思います。
著者自身が「喫茶店でないと文章が書けない理由」を考察するなど、面白い視点でした。
伊藤亜紗さんは生物学から美学へと転向した背景があり、いま注目を集める研究者の一人。
ことしは「利他とは何か?」も、いろんな学校で出題されていますね。
こちらも機会があれば、読んでみたいと思います。
上橋菜穂子「物語ること、生きること」
続いては、上橋菜穂子「物語ること、生きること」です。
上橋さんは「獣の奏者」や「守り人」シリーズで人気の児童文学作家ですね。
この本は「雙葉」の国語で出題されました。
上橋さんが「どんな子どもだったのか?どうやって小説家になったのか」がまとめられた本です。
エッセーのような語り口なので、とても読みやすいですね。
息子は上橋さんの本の大ファンなので、あっという間に読み終わってました。
最後に上橋さん自身が読んできた本のリストがあるなど、ファンにはたまらない構成ですね。
子どもに向けてのメッセージが込められた文章なので、小学校高学年くらいのうちに読みたい内容です。
守り人シリーズを読み返したくなりました!
相沢沙呼「教室に並んだ背表紙」
続いては、相沢沙呼「教室に並んだ背表紙」です。
「慶應普通部」や「桐光学園」などで出題されました。
中学校の図書室を舞台に、読書との出会いで変わっていく少女たちを描く短編集です。
表紙が印象的なので、読んでみたいと思っていた本でした。
登場人物と同世代である10代のうちに読みたい内容の本ですね。
心が温まるストーリーなので、勉強の息抜きなどに読んでみるといいかもしれません。
物語文のオススメは、下記の記事でも詳しくご紹介しています!
高柳克弘「そらのことばが降ってくる」
続いては、高柳 克弘「そらのことばが降ってくる」です。
「桜蔭」や「学習院女子(帰国生)」などで出題された物語文です。
顔のホクロをからかわれたことをきっかけに教室に行けなくなった少年が主人公。
保健室で同級生から俳句遊びに誘われて、俳句会を始めるようになるというストーリーです。
それぞれのキャラクターが生き生きしていて、感情移入しやすい内容でした。
「俳句」という日本文化と、青春という組み合わせは出題されやすいのかもしれませんね。
以前、かなりの学校で出題された「リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ」を思い出しました。
こちらは、マレーシアからの帰国子女が「短歌」を詠むストーリーでした。
こうした本が選ばれる理由について、きちんと理解しておく必要があると思います。
2022年入試で実際に出た時事問題は、下記にまとめています!
田中修「植物のいのち」
最後の本は、田中修「植物のいのち」です。
「植物のいのち」をテーマに書かれた本です。
2021年5月に出版された新しい本ですが、この時期の出版でも出題されるのですね。
「栄東」などで出題されました。
こうした「植物」や「生物」の分野の新書はよく出題されますね。
今年は、小林武彦さんの「生物はなぜ死ぬのか」もよく出題されていました。
こういうジャンルの本も、なるべく読んでいきたいと思います。
これまでのオススメ本は、下記の記事でもご紹介しています!
まとめ
ここまで「2022年入試に出題された本」の読書記録をご紹介してきました。
あらためてタイトルを掲載しておきます。
どれも大人が読んでも面白い内容でした。
読書の時間が減ってきているので、厳選して読書していきたいですね。
夏以降の過去問演習に影響のない本を読んでいこうと思います。
読解力はどの教科にも必要な能力なので、引き続き伸ばしていきます!
図書館の利用方法については、下記の記事でも紹介しています!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
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