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中学入試にもよく出題される「いとうみく作品」オススメTOP5

知育・教材

こんにちは、中学受験ブログを運営しているポチ(@pochi2023)です。

読書が好きな長男(小5)が、最近ハマっている「いとうみく作品」。

国語のテストにもよく出題されるので、ご存知の方も多いと思います。

児童文学作家として数々の賞を受賞している実力派の作家。

大人が読んでも考えさせられる作品ばかりです。

ポチ
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いとうみく作品のオススメを教えて!

長男(小5)
長男(小5)

わかった、じゃあTOP5のランキングにするね!

ということで、今回は「いとうみく作品」のオススメTOP5をご紹介したいと思います。

夏休みの読書の参考になれば幸いです。それでは、ご紹介していきましょう!

「いとうみく」さんとは?

いとうみくさんは、神奈川県生まれ。

児童文学界における屈指の書き手として、数々の賞を受賞しています。

『糸子の体重計』(童心社)日本児童文学者協会新人賞
『空へ』(小峰書店)日本児童文芸家協会賞
『二日月』(そうえん社)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書
『チキン!』(文研出版)青少年読書感想文全国コンクールの課題図書
『朔と新』(講談社)野間児童文芸賞

特に2020年に出版された『朔と新』は、2021年度の中学入試でも多くの学校で出題されました。

それぞれ、大人が読んでも考えさせられる内容です。

息子も日能研のテストで出題されてから興味を持ったらしく、現在好きな作家ランキング第5位とのこと。

ちなみに現在のランキングはこちらです!

  1. はやみねかおる
  2. 森絵都
  3. アガサ・クリスティ
  4. 上橋菜穂子
  5. いとうみく
  6. 東野圭吾

オススメの作品TOP5

では、どんな作品が面白いのか、ランキング形式でご紹介したいと思います。

第5位「チキン!」(2016年/文研出版)

第5位は「チキン!」です。

2017年の読書感想文の課題図書にも選ばれた作品。

なんでもはっきりと発言する転校生がやってきたことで、学校生活が一変するというストーリー。

面倒なことやトラブルを避けるように生きてきた主人公は、自分の考えに疑問を持つようになります。

ユーモアも満載で、読後感も爽やかです。

第4位「天使のにもつ」(2019年/童心社)

第4位は「天使のにもつ」です。

こちらも2020年の読書感想文の課題図書に選ばれています。

なんとなくいい加減な中学2年生の主人公が、職場体験として選んだのは保育園。

最初は子どもが苦手だったけど、少しずつ心に変化がうまれていく・・・という物語。

いとうみく作品の良さは、「心の変化」が絶妙な筆致で描かれている点だと思います。

テストの制作者からみても、ビフォーアフターを出題しやすいのではないでしょうか?

これが中学入試によく出題される理由かなと感じています。

ポチ
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物語文の記述問題では、主人公の「心の揺らぎ」が捉えられるかが勝負!

読書をすることで、文章を読むのが早くなるのもメリットだと思います!

第3位「朔と新」(2020年/講談社)

第3位は「朔と新」です。

第58回「野間児童文芸賞」を受賞した作品です。

2021年度の中学入試では、ラ・サールや栄光学園など数多くの学校で出題されました。

バスの事故で失明した兄と、その事故をきっかけに陸上をやめた弟の物語。

兄弟はそれぞれの想いを胸に「ブラインドマラソン」に挑戦します。

近いようでいて遠い「家族の関係」を見事に描き切っていて、すごく感動的な作品でした。

読み応えもあるので、夏休みなどにじっくり時間をかけて読むのがオススメです!

第2位「二日月」(2015年/そうえん社)

第2位は「二日月」です。

こちらは小学校中学年の読書感想文の課題図書に選ばれています。

妹が障害を持って生まれてきたことにより、家族の状況が一変。

主人公であるお姉ちゃんは、寂しい気持ちに耐えながら、家族と共に成長していきます。

重いテーマですが「強く生きること」を考えさせられる、前向きになれる本です。

朔と新」も、失明した兄が登場しますが、「障害」について正面から向き合う「いとうみく作品」。

読書した後に家族で話し合うと、より理解が深まると思います。

第1位「車夫」(2015年/小峰書店)

そして、第1位は「車夫」です。

にぎわう浅草を舞台に、車夫“人力車のひき手”の世界に飛びこんだ少年。

そこで出会う人たちとの心のふれあいを描く、さわやかな成長の物語です。

この作品が日能研のテストに出題されたことをきっかけに、息子は「いとうみく作品を読んでみたい」と言いました。

様々な登場人物の視点で描かれていく構成で、それぞれのキャラクターがとても魅力的です。

父が事業に失敗し、母親も行方不明という複雑な背景がありながらも、前向きに生きる主人公。

読後感も爽やかで、すごく力強いメッセージを受け取ったような気がしました。

シリーズで出版されているので、続編も読んでみたいと思います!

まとめ

ここまで、中学入試によく出題される「いとうみく作品」オススメTOP5をご紹介してきました。

改めてランキングをまとめておきます。

大人も楽しめる作品ばかりなので、夏休みに親子で読んでみてはいかがでしょうか?

次に読みたいのは「羊の告解」と「あしたの幸福」です!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

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