こんにちは、中学受験ブログを運営しているポチ(@pochi2023)です。
本題に入る前に、少しお知らせです。
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今回の「家庭学習のコツ」も動画でご紹介しています。
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では、ここから本題に入っていきます。
我が家は日能研に5年生で入塾し、サピックスに転塾したのが6年生からと遅いスタートでした。
特に御三家レベルの生徒とは圧倒的に演習量の差を感じていました。
そのため6年生の1年間で、どれだけ追い上げることができるか?が勝負だったのです。
家庭学習の効率を上げるために試行錯誤をしてきました。
今回は試行錯誤してきた中で、特に効果的だった家庭学習の方法を「7つ」ご紹介したいと思います!
少しずつ偏差値が上がり、なんとか第一志望の学校に合格できました!
たぶん入試の結果はギリギリだったと思う!
今回の記事では・・・
- 家庭学習のコツは?
- 苦手な分野の強化方法は?
- 効果的だった家庭での取り組みは?
など、家庭学習の方法についてまとめています。
では、具体的にご紹介していきましょう!
1.算数は「無地ノート」を使う!
受験勉強を始めた当初から、算数が苦手でした。
そもそも字が汚いので、数字もうまく書けず、よく計算ミスが起きていました。
算数の偏差値を上げるために、いろんな方法を試してきました。
中でも「無地のノートを使う」という方法は、息子本人も効果的だったと話しています。
5年生の頃は「方眼ノート」を使っていたので、数字の大きさが均等でした。
しかしテストの時は方眼がないため、数字の大きさがバラバラで、筆算も斜めになっていました。
そこで算数のノートを無地に変え、普段の家庭学習からテストと同じ条件で学習することにしたのです。
少しずつ無地のノートに慣れてくると、テストでも式の書き方がうまくなってきました。
基本的なことですが、この学習の工夫は効果的だったと思います。
この無地のノートをまとめ買いしていました!
算数の学習法は下記のブログにもまとめています!
2.苦手な漢字は机の前に貼る!
漢字はコツコツと取り組むべき学習です。
しかし6年生も後半になってくると、ミスに傾向があることがわかってきました。
大体、いつも同じ漢字で間違っているのです。
しかも「間違え方まで同じ」ということがほとんどでした。
これは多くの受験生に言えることだと思います。
そこで小6の秋以降、授業やテストで間違った漢字は机の前に貼り出すことにしました。
そうすると子ども自身も「また同じ漢字をミスってしまった」という自覚が芽生えます。
国語だけでなく社会の漢字も同じ方法で取り組みました。
その際、ルーズリーフにポストイットを貼るという方法を取り入れました。
そうすることで、最終的には受験本番にも持っていった「確認ノート」に移し替えることができたのです。
息子本人も、「テストの直前にも見直すことでミスが減った」と話していました。
コクヨのルーズリーフバインダーを使いました!
いろんな場面でポストイットを活用していました!
3.暗記科目はスキマ時間に「聞き流し」
小6の秋になると苦手な算数に時間をかけたいのですが、理科や社会の暗記も仕上げなくてはいけません。
なるべく負担の少ない形で、暗記科目を学習したいと考えました。
そこで作成したのが「お手製の一問一答」です。
「コアプラス」や「メモリーチェック」などを読むと、中学受験で覚えるべき語句は大体決まっています。
最初はそれを参考にしながら、苦手な分野だけ作ろうと考えていました。
しかし、息子が「全部の範囲があると使いやすい」というので、全範囲で作成しました。
これを塾への移動中や、睡眠前のスキマ時間によく聞いていました。
最終的には受験の当日も、学校までの道すがらに聞いていました。
なんとなく全範囲を聞いていると、気分的に落ち着くのだそうです。
まさに、お守り代わりのような感じですね。
現在「古代〜奈良時代」と「奈良時代〜平安時代」をYouTubeにアップしています。
今後も続きをアップしていきますので、よかったら使ってみてください。
4.苦手な分野を聞き取り調査!
6年の夏休み以降、塾では大体の範囲の学習が終わります。
すると、ここから模試や演習がどんどん繰り返されていきます。
過去問の学習も始まり、毎週のようにテストが行われ、その対策と直しに追われます。
そこで注意したいのが「何が苦手なのかわからない」という状況にならないことです。
何が苦手なの?
苦手がたくさんあってわからない!
と、我が家もこういう状況になっていました。
そこで、1つ1つの教科で聞き取り調査をしていきました。
また授業のテキストや小テストを確認し、ミスが多い分野を書き出していきました。
親子で話し合って1つの教科につき「ワースト3」を決めたのです。
それを書き出した上で、どうやって強化していくかも検討しました。
大切なのは「苦手をひとまず3つに絞る」ということです。
これを集中的に学習すると、その順位が入れ替わっていきます。
例えば「星座の暗記」が苦手でしたが、1〜2週間ほど集中的に取り組むと得意になりました。
このように苦手な分野を意識することで、全体の学力が上がっていったのです。
この時、苦手なことがたくさんあっても絶対に怒ってはいけません。
本人が苦手であることを認めることで、ようやく克服に繋げていけるからです。
中学受験のサポートは「アスリート」と「コーチ」の関係に似ていると思います。
競技をするのは選手であり、受験するのは子どもたちです。
親は基本的にデータを分析し、効率の良い練習方法を考えて提案するだけ。
そこから選ぶのは息子本人に任せることにしていました。
テストの結果が悪くても・・・
あの学習方法が効果がなかったかもね。
もう少し時間をかけたほうが良かったかも。
と、いうふうに感情的にはならずに済んだように思います。
中学受験という人生に一度だけの大舞台です。
想像を絶するプレッシャー中で、どのような声がけをするべきか、悩みながらの伴走でした。
5.マンスリーテスト直前の取り組み!
範囲がある「マンスリーテスト」直前に取り組んでいた方法があります。
それはサピックスのテキストを活用して、自作の「前日テスト」を作るという方法。
我が家では、下記の流れで作成しました。
算数と同じ方法で「テスト前日模試」を自作してみました。
そしてマンスリーテスト前日に、ほぼテスト形式で問題に取り組みました。
そのおかげで、時間配分や問題への意識が高まったそうです。
ポイントは、時間を計って、問題もランダムにし、テストと同じシチュエーションを作り出すこと。
こうすることで、テスト本番と同じ緊張感の中で問題と向き合うことができました。
やはり中学受験生にとっての大きな敵は「時間」です。
過去問演習でも、時間無制限にすると途端に得点率が上がります。
そのため我が家では、常にタイマーで時間を計りながら勉強することにしていました。
使っていたのは、ドリテックのタイマーです。
他にもいろんな学習タイマーがあります。
お好みで選ぶといいかもしれません。
6.志望校の出題傾向をつかむ!
サピックスの生徒は夏休みの後くらいから「過去問」に取り組み始めると思います。
あまり早くスタートしても解くことができないからです。
ただ我が家では、夏休み前に過去問を入手して、出題傾向の分析を行いました。
学校によってかなり差があるので、重点的に学習するポイントが違うからです。
例えば、記述問題が多い学校と、記号問題が多い学校があります。
それぞれの学校によって、家庭でどのような学習を行うか検討したほうが良いと思います。
確認には四谷大塚の過去問データベースを利用しました。
そして我が家は記述問題に課題があったので、下記のテキストなどを活用しました。
どれも1ヶ月ほど集中的に取り組むと、みるみる記述力が上達したのです。
良かったら参考にしてみてください。
7.To do リストを活用!
6年生になると、学習時間も長くなり、やるべきことも増えます。
塾の課題も取捨選択が必要になってきます。
そこで我が家では「To do リスト」を活用していました。
特に休日は1日の時間をどうやって使うかが勝負になります。
下記のメモ帳を購入して、使ってもらいました。
ポストイットのように貼ることができるので便利でした。
あくまで目安としてですが、時間を無駄にしたくなかったので重宝しました。
このような付箋紙はいくつか種類があるので、子ども自身が使いやすいものを選ぶといいと思います。
まとめ
ここまで『効果的な家庭学習 7つのコツ!』についてご紹介してきました。
もちろんサポートがなくてもできるお子様もいらっしゃると思います。
我が家では勉強自体は任せていましたが、整理整頓や学習全体の方針などはサポートしました。
最も大事なのは「よい雰囲気づくり」だと感じています。
ケンカをすることを最小限にして、気持ちよく学習に臨めるのが一番ですよね。
それぞれのご家庭の参考になれば幸いです。
あとは勉強に息抜きに読める「学習マンガ」を用意していました。
算数の学習で疲れた時にマンガを読んでました!
あとは「解き直しノート」を作るのもオススメですね。
オススメの学習法は下記の記事にもまとめています!よかったら参考にしてみてください✨
あと、効果的だったのが「オンラインの個別指導」です!
我が家では小6の後半から「トウコベ」というオンライン家庭教師のサービスを利用しました。
開成出身で東京大学の学生さんが、学習をサポートしてくれました。
過去問の指導など、とても的確で、第一志望の合格に欠かせない存在だったと思います。
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詳しくはブログにもまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。
最後になりますが、中学受験の成績を向上させるために「読書」は欠かせません。
我が家では「Kindle Unlimited」に加入していて、家族で読書を楽しんでいます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。今後も役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
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